電力会社の福利厚生を紹介します。
電力会社は大企業ということもあり、福利厚生がかなり充実しています。
震災後、手厚さは少し減ったとの声もありますが、一般の企業から見ればかなり優遇されています。
若手時代の安い給料も福利厚生を含めると、実質賃金は多い部類に入るでしょう。
今回は電力会社の福利厚生について紹介します。
電力会社の福利厚生
寮・社宅
電力会社は寮・社宅を完備しています。
実家に近い社員以外は、基本的に寮で暮らすことになります。
この寮や社宅は格安で住むことができます。
寮費はだいたい5000円ほどで、社宅は1〜2万円です。
普通にアパートやマンションを借りるのと比べると、ほぼタダのようなものです。
寮や社宅に住むことで貯金が捗ります。
住宅ローン
電力会社の生協で住宅ローンを組むことができます。
金利は電力会社社員特別でかなり安めです。
若くしてお家を建てる方はちらほらいるのですが、皆会社の住宅ローンを利用されています。
一般の銀行に借りるのと比べて全然違う金利で借りられます。
社内食堂
会社には社内食堂があります。
五百円以下で腹一杯の「定食」を食べられます。
カレー、ラーメン、うどん、そば、丼ものなどだいたい一般的なメニューは揃っています。
普通に外に食べにいくと、昼飯で千円近く飛びます。
毎日のことを考えると、社内食堂はかなり節約になります。
臨時ボーナス
あまり公になっていませんが、電力会社には臨時ボーナスがあります。
毎年秋頃です。
「リフレッシュサポート 」という名目で10〜20万のボーナスがもらえます。
年2回もらえるボーナスとは別にもらえるので、とてもありがたいです。
企業型確定拠出年金
電力会社には、企業型の確定拠出年金があります。
自分がいくらか捻出すると、企業も少し手伝って上乗せしてくれます。
額面での給料には乗っかってきませんが、実質いただいている給料が上がるようなシステムです。
出張は公共交通機関
電力会社の出張は必ず公共交通機関を利用します。
多くの企業は、社有車を自分で運転して、出張に行きます。
タクシーと電車、新幹線を利用できます。
出張費はもちろん経費で全額支給です。
ホテル代も一定額まで全額負担してくださいます。
レジャー施設 割引
電力会社指定のレジャー施設を無料または割引で使うことができます。
レジャー施設の他にジムや温泉も斡旋している場合もあり、格安で利用できます。
家族連れの方は、大変助かっているイメージです。
東京の格安宿
会社が東京に宿を持っており、事前に申し込んでおけば、泊まることができます。
東京のホテルに泊まると、6000〜7000円かかりますが、会社の宿泊所に泊まれば、二千円ほどですみます。
家族みんなが利用でき、普段は社員も誰もいないため、快適に過ごせます。
有給が多い
一番福利厚生を実感できているのは、有給が多いことです。
普通の有給だけで年間20日あり、加えて「特別有給」が5日あります。
計25日にプラスして、会社設立記念日休暇があるので、計26日の休暇があります。
また有給取得は毎月1日が必須なので、取りにくい雰囲気もありません。
フレックス勤務で出社している方もたくさんおいでます。
有給を自由に使える職場なのには、大変感謝しています。
保険料が安い
会社に「生命保険」や「自動車保険」があります。
普通の保険よりもかなり格安で入会できます。
自動車保険をほぼ同じプランで会社のものに切り替えたら、年間3〜4万円ほど安くなりました。
大企業にお勤めの方は、皆会社の保険を利用されているはずです。
クレジットカード(ゴールドカード)
会社からクレジットカードのゴールドカードを作らないかと、宣伝がきます。
たとえ高卒の入社一年目でもゴールドカードを持つことができます。
だからなんだという話ですが、かっこいいです。笑
空港の高級ラウンジを無料で利用できるカードでした。
資格報奨金
指定の資格に合格すると、報奨金がもらえます。
勉強をしてお金がもらえるのだから、とてもいい制度です。
弊社では、難しい資格の場合最大30万円もらえます。
皆、報奨金をもらおうとこぞって努力しています。
⇒【電力会社の資格手当 一覧】
自社株(持株)補助
会社には持株会があります。
持株を購入すると、購入した額の10%が付与されます。
10%はかなり大きい補助額です。
単純に10万円を購入すれば、1万円分の株を上乗せしてくれるのです。(株価を含めた計算式はもう少し複雑ですが)
10%の利回りを出せるのであれば、下手な株に投資せず自社の持株に投資したほうが賢いですね。
電力会社の福利厚生については以上です。
⇒【電力会社の資格手当 一覧】